バドミントンのラケットってどう握るのが正しいの?
なんかその握り方じゃダメって言われるし、正しい握り方よくわかんない・・・
フライパン持ちって絶対ダメなの?
僕自身、コーチをしていてそんな話をよく耳にします。
そこで、今回はバドミントンを始めたばかりの方のために、ラケットの握り方を紹介します!
握り方の紹介から握り変えの練習方法まで紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね!
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握り方は超大事
バドミントンにおいて、ラケットの握り方はそんなにも大事なのでしょうか?
答えはYES!
めちゃくちゃ大事です。
なぜなら、ラケットの持ち方によって、打ちやすさが全然違うからです!
しかし、一つの持ち方で全部よくなるわけではないのが、バドミントンの難しいところ。
来た球に合わせてラケットを持ち替える必要があるので、どんなショットならどんな持ち方がいいのか、きちんと合わせて覚えていきましょう!
ラケットの握り方は大きく分けて3種類!
ラケットの持ち方は大きく分けて3種類あります!
・イースタングリップ
・ウエスタングリップ
・サムグリップ
それぞれ、バドミントンをする上ではきちんと知っておいた方がいいことなので、きちんと覚えて扱えるようになりましょう!
イースタングリップ
イースタングリップは、バドミントンで一番使われる持ち方です!
フォア側(利き腕側)のショットは基本的にこの握りで打ちます。
ラケットの面を立てて持つこの持ち方は、経験のない人からしたらかなり打ちにくいはず。
そのまま振るとシャトルを切るようなスイングになってしまいます。
なので実際に打つときは腕の肘から手首の間、前腕部分を回すことでラケット面を前に向けることになります。
前腕の捻りを抑えることでカットショット打ったり、応用が効きやすいのがこの持ち方の特徴で、一般的にはこの持ち方で打て!と言われることが多いです。
コツはラケットを立てて包丁を握るように持ち、握り込まずにゆるく持つこと!
ゆるく持っておくと他の持ち方にも咄嗟に変えやすくて、応用も聴きやすいです。
ラケットを持つときは軽く握り、強く握り込むのはシャトルを打つ一瞬だけ!
この意識をしておきましょう。
ウエスタングリップ
ウエスタングリップはラケットをフライパンのように持つ持ち方!
バドミントンでは主に、プッシュを打つことに使われることが多いです。
握り方は簡単、置いてあるラケットを上から普通に握るとこうなります。
イースタングリップと比べて、自由度がかなり狭く、ラケットの面が真っ直ぐ向いてしまうので、相手にもバレやすいのがこの持ち方。
それゆえ、クリアーやスマッシュなどのショットを打つときはあまりいい持ち方とは言えません。
初心者にとっては打ちやすい打ち方ですが、長期的に見ると普段はこの持ち方はしないほうが良いです。
基本は封印して打つようにしたほうが良いでしょう。
サムグリップ
バックハンドで打つときの持ち方がこのサムグリップです。
バックハンドグリップなんて呼ばれ方もします。
ラケットのグリップ部分を親指で添えるようにして持ち、この親指を押し出しながら振るようになります。
ドライブやロブやヘアピン、それぞれバックハンドで打つ時にはこの基本的に握り方をします。
どこに親指を添えるか?ですが、これは打つショットによって異なる場合が多いです。
基本的には上から打つショットは広い面に、横から打つドライブなどは斜めに持つのがオススメです!
色々試した上で、合わせると良いですよ!
握りをとっさに変えれることが大事
バドミントンの握りは基本的にはどれも使います。
そのときどきに合わせて握りを変えれること。
これが一番大事なんです!
だからこそ、初心者のうちは握りを覚えつつ、握りかえの練習も普段から行いましょう!
イースタングリップ⇨サムグリップ⇨イースタングリップ
というように普段から持ち換える練習をしておくと、咄嗟に持ち替えて打てるようになるので、ぜひ普段から練習してみてくださいね!
正解はないから打ちやすさを求めよう!
初心者でバドミントンのラケットの握り方を覚えると、時々思ってしまうのが「この持ち方以外ダメだから、打ちづらくても慣れなきゃ!」って考え方。
これがダメだというわけではないのですが、型に縛られて窮屈になってしまうことが多々あります。
ちなみに僕も、ウエスタングリップはダメ!と言われて覚えていたので、フォアハンドのプッシュがズーーっと打ちづらいままでした。
しかし自分で調べてそれがよくないことに気づき、少しウエスタングリップ気味にすることで、とっても打ちやすくなった記憶があります。
持ち方に正解はありません!
なんのためにこの握り方がいいのかを知っておくことが一番大事です。
最初は型から学んで、徐々に目的を理解して離れていきましょう!
守・破・離
これを意識してグリップも覚えていきましょう!