バドミントンのフットワークってどうやって練習したら正解かな?
どうやったらもっと早くなるんだろう。
今回は永久保存版!フットワークの全てをご紹介します。
フットワークの超具体的な練習方法や、早くするためのテクニックまで紹介するので、濃密な内容になっています。
絶対に役立つ内容になっているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!!
フットワークが速いやつはめちゃくちゃ強い!!
バドミントンでフットワークが早い選手は圧倒的に強いです!
世界で見ても、トップ選手はフットワークが早い選手か、背が高い選手が圧倒的に多いです。
全てのショットはフットワークが間に合っている前提でできることなので、バドミントン選手にとってフットワークは一生磨き続けるべきものなんです。
初心者の間でも、ただフットワークが早いだけで勝てることだってありますし、上級者でもフットワークが早いやつはめちゃくちゃ強いです。
バドミントンではフットワークがめちゃくちゃ大事!!
これだけは最初に抑えておきましょうね!
フットワークは大きく分けて3種類!
フットワークにも種類があります!
先におさらいしておきましょう!
必要なフットワーク
・前のフットワーク
・サイドのフットワーク
・後ろのフットワーク
基本的にはこの3つです!
今回はこの3つのベースとなるフットワークの足運びを最初に紹介しますね!
前のフットワーク
前のフットワークは前に取りに行くときに使うフットワークです。
しかし正面に行くわけではなく、大抵の場合は右前から左前のネット側まで足を運ぶことになります。
右利きの場合は、
右足を出す
↓
左足を足元でクロス
↓
右足を出して打つ
と、3歩で進んでフットワークをするのが基本の形になります。
フォア側(ラケットを持っている手)とバック側(ラケットと反対側)に行く時で体の向きが少し異なるので注意しましょう。
どちらの時も共通しているのは最後に出す足がフォア側の足だということ。
最後は利き手側の足で踏ん張って打つ、ということを忘れないようにしましょう。
サイドのフットワーク
サイドのフットワークはその名の通り、サイドにフットワークをする動きです。
真横にシャトルが来たときに使うフットワークになります。
単純に移動距離が少ないので、身長によっては2歩で行く場合や1歩で行く場合も多いです。
前のフットワークを違うのは、体が横を向いても打つ方向が前だということ。
しっかりラケットが前で触れるように、フォア側の足で踏ん張るようにしてフットワークをしましょう!
後ろのフットワーク
後ろのフットワークは後ろに下がるフットワークです。
高く打ち上げられた球に対して使います。
人間の体の構造上これが一番難しく、後ろに急いで下がらなければなりません。
前のフットワークと同様に
右足
↓
左足をクロス
↓
右足
と3歩で行くことが多いです。
後ろのフットワークは下がった後にきちんと全身で振る必要があります。
なので最後の足で踏ん張ったときは、きちんと前に出れるようにしなければなりません。
後ろに下がって踏ん張ることはとっても難しいですが、後ろに下がって振って戻る。
これをセットにしてフットワークは覚えていきましょう。
レベル別!オススメのフットワーク練習方法3つ紹介!
今回はレベル別にオススメのフットワークを紹介します!
もちろん全部取り入れてみてもいいですが、あなたのレベルに合わせて、できそうなものから取り組んでいきましょう!
初心者にオススメな基本的な指示だしフットワーク
初心者に圧倒的な練習がこれ。
指示だしフットワークです。
フットワーク練習の中で一番一般的にするのがこの練習で、先に形だけ覚えた方は大体この練習を行います。
指示出しフットワークのやり方
やり方はざっとこんな感じ。
初心者にオススメのセット数は12回✖️3セット。
慣れている人は20回✖️3セット、12回✖️5セットなど、うまく量を調整してみてくださいね!
中級者はレベルアップ!シャトル置き
中級者の方(バドミントンを始めて1年以上)の人にオススメなのが、シャトル置き。
めちゃくちゃ辛いですが、その分効果は高いです。
現役プレイヤーでも嫌う、超ドMトレーニングです。笑
シャトル置きのやり方
こんな感じ!
シャトルの数は2個でも3個でもいいですが、きちんと全部反対側に置ききれるまで連続で取り組みましょう。
自分の体力に合わせて、回数を調整してみてくださいね!
もっと鍛えたい上級者はジャンプシャトル置き!
シャトル置きじゃものたりねぇ!!
そんなやばい人にはこれがオススメ、ジャンプシャトル置き。
これは上で紹介したシャトル置きの、真ん中に来たタイミングでモモあげジャンプを3回入れる、というもの。
回数が増えるほどジャンプも増え、絶望的に下半身が酷使されます。
僕は現役時代、これをやっていましたね。笑
ジャンプの代わりにスクワットをやる方法もありますが、膝を痛める恐れがあるのであまりオススメしません。
フットワークのスピードをあげるには?
フットワーク練習は先にお伝えした通りです。
しかし、フットワークを上げるにはいろんな方法があります。
・他のトレーニングをする
・フットワークのテクニックを覚える
・フットワークが早くなる思考法を使う
今回はそれぞれ分けて説明します。
「とにかくフットワークを早くしたい!」
と思っているあなたはぜひ、これから紹介する方法を試してみてくださいね!
フットワークが早くなるトレーニング3選!
まずはフットワーク練習以外でスピードUPすることができるトレーニングを紹介します。
普段のフットワークだけで物足りないというあなたは、ぜひこちらから取り入れてみてください!
ジャンピングスクワット
まず紹介するのがジャンピングスクワット。
その名の通り、ジャンプをしてスクワットをするトレーニングです。
スクワットは下半身を効率よく鍛えられ、筋トレの王様として有名です。
ジャンピングスクワットは普通のスクワットよりも負荷が大きくなるため、より短時間で鍛えることが可能です。
瞬発力が大事なバドミントンのフットワークにおいては、非常に効果的なトレーニングです。
動画を見ながらやってみてくださいね。
ラダートレーニング
続いてオススメなのがラダートレーニング。
目的は、頭の中の動きと実際の体の動きを連動させること。
つまり、思った通りに瞬時に体を動かす練習です。
これは僕も現役時代に取り組んでいましたし、あの桃田選手もYouTubeチャンネルで紹介しています。
効果的なことは間違い無いので、ぜひ試してみてくださいね!
チャイニーズステップ
チャイニーズステップとは、決められた足元の動きを行うトレーニングです。
15秒ゆっくりした後に、15秒高速で行う、というようなインターバルトレーニングでもあります。
これもほとんどの上級者プレイヤーが行っていたトレーニングで、とにかく足元の細かい動きのスピードを上げる効果があります。
種類が豊富で、一通りやるとこれもかなり疲れます。
オススメのお手本動画があるので、ぜひ真似しながらやってみてくださいね。
フットワークを速くするテクニック2選!
続いて、フットワークを早くすることのできるテクニックを2種類紹介します!
どちらもレベルを上げるためには絶対に身につけるべきテクニックです。
もし知らなかったら、必ず習得してくださいね!
リアクションステップは必須テク!
リアクションステップは、バドミントンプレイヤーの間ではあまりにも有名なテクニックです。
動き出しの一瞬前に一回ちっちゃいジャンプを入れることで、地面からの反動をうまく使い動き出しを早くすることができます。
プロ選手や上級者は必ずできます。
そして普段から無意識で行っているテクニックです。
もちろん僕も使っています。
動き出しに問題がある方は、このリアクションステップができていない可能性が高いです。
必ず、身につけて自然とできるようにしていきましょう。
クロスステップとサイドステップを使い分ける
少し上級者向けのテクニックにはなりますが、クロスステップとサイドステップを使い分けるのも、フットワークでは重要なテクニックです。
それぞれのステップには長所があるので、それを活かそう、というテクニックです。
クロスステップの特徴・・・距離が稼ぎやすくて楽だが、スピードはあまりない
サイドステップの特徴・・・スピードは出しやすいが、距離は稼ぎづらくて疲れる
つまり、早いタッチで触りたい時はサイドステップ、落下点までの距離があってきちんと移動したい時はクロスステップを使う、ということです。
サイドステップだけで動いては疲れてしまいます。
しかしクロスステップだけでは、フットワークが遅くなりがちです。
状況に合わせて使い分けるのがとっても大事なんです。
フットワークを速くする思考法3選
最後に、フットワークを早くするための考え方を3つご紹介します!
この3つのことを抑えてフットワークをすることができれば、必ずフットワークは早くなります。
やったことがないものは必ず試してみてください!
きっと世界が変わるはずですよ!
フットワークは地面を蹴るものと知っておく
フットワークは地面を蹴って進むものです。
足の動かし方はあくまで形、足を運ぶ者ではなく、地面を蹴った反動で進むものなのです。
ジャンプは地面を蹴るもの。
走るのも、地面を蹴るもの。
進行方向に足を動かすのではなく、進行方向と逆方向に思いっきり蹴り出す。
それを意識するだけでフットワークが早くなることもあります。
練習の中で優先することを選ぶ
次に大事なのは、練習の中で優先することを選ぶことです。
フットワーク練習にも目的があります。
・蹴り出しのパワーアップ
・体力
・姿勢の維持
・戻りのスピードアップ
・咄嗟の動きだしを早くする
他にも色々あるでしょう。
その中で、その練習はどんな目的なのか?を決めることがとっても大事です。
姿勢の維持や体力UPが目的なら、12回✖️5セットよりも、20回✖️3セットがいいかもしれませんよね。
蹴り出しのスピードを意識したいのなら、動きだしだけ意識して、他のところは8割くらいのスピードでいいかもしれません。
練習の目的をきちんと反映させることで、効率的なトレーニングにすることができますよ!
練習内で緩急をつけてみる
最後に紹介するのは緩急です。
同じフットワークの中でも急ぐタイミングと普通のタイミングを作る。
これをすると実際のラリーでも緩急をつけやすくなります。
スマッシュプッシュは早くしたほうがいいかもしれません。
前からの後ろの飛びつきなら早くタッチしたほうがいいかもしれませんよね。
普段の練習の中でも緩急を意識することで、もっとラリーがコントロールしやすくなりますよ!
フットワークは全ての土台だからしっかり鍛えよう!
今回はバドミントンのフットワークについて紹介しました!
足の動かし方や練習方法、早くするコツまで盛りだくさんの内容です。
全部きちんと実践できれば必ずいい効果が出るものばかりなので、必ず実践してくださいね!
フットワークの速さは試合の結果に大きく直結します。
フットワークが早いやつは強い。
これは揺るぎない事実なので、これからもフットワークを早くする練習をどんどんしていきましょうね!